東京大学読書サークルこだま 公式ブログ

東京大学読書サークルこだまの公式ブログです。部誌『こだま』に掲載している文章などを公開していく予定です。

創作班 活動紹介

    「東京大学読書サークルこだま」の創作班の班長を務めています、文学部三年の山下です。

    創作班の活動は、自発的に文章を書いて、部誌『こだま』に掲載することです。

    文章の形式や内容は、基本的には自由です。批評や書評、文学研究に近いものでもいいですし、純粋な創作(詩、短歌、小説、エッセイなど)でもかまいません。今回の創作班の文章を見てもらえれば、創作班の班員はそれぞれ自分の書きたいことを自由に書いているということをわかっていただけるかと思います。

 

    ほとんど何の制約もありませんが、創作班の文章執筆に関して、二点だけ伝えておきたいことがあります。一点目は、文芸の魅力が感じられ、思わず文芸作品を読みたくなるような文章にしてほしいということです。基本的にはどんな文章でも良いとはいえ、「読書サークルこだま」という団体のもとで創作班の文章を発信することになりますので、そのことをいちおう意識してください。『こだま』の読者が読んだときに、読書のたのしさや文芸の奥の深さが自ずと伝わってくるような文章にしてもらえればと思っています。

    でも逆に言うと、この条件さえ満たしていれば、形式や内容は何だってかまいません。具体例を挙げると、思わず詩集を読んでみたくなるような詩的な文章も、文学的な要素が感じられる味わい深いエッセイも、作家の文体を忠実に模倣した文章も、自作の小説も、洗練された日記風の文章なども、どれも立派な創作班の文章として歓迎します。

    二点目は、自発的に文章を書いてほしいということです。創作班では、各自の自主性を重んじており、誰かに指示されて書くのではなく、自ら書きたい文章を書くというスタイルをとっています。もちろん、文章を発表していく過程でメンバー同士で意見交換をしたり、こういう文章を書いてはどうかと提案されるということはありえます。ですが、最終的には、自分が書きたい文章を書くということを大事にしていきたいと思っています。

 

    さて、この冊子をご覧いただいている方で、『こだま』に少しでも関心を持ってくださった方であれば、学年や時期を問わず広く歓迎しています。なかでも、例えば次のような人がいれば、僕たち創作班は特に歓迎したいと思っています。

・すでに自主的に文章を書いており、今後は自分の文章を公の場で発信していきたい。そのために、『こだま』の場をうまく利用したい、という人。
・文学を読むのが好きで、文学について自分なりの考え方や好みを一応持っているけれども、それを言葉にする機会がこれまでほとんどなかった。今後は少しずつ、文学についての文章を書いていきたい。そのために、『こだま』の場をうまく活用したい、という人。

    また、単に身近な読書仲間を増やしたいという人も、歓迎しています。(こだまには読書班もあります。)

    もし僕たちの活動に興味を持ってくださった方がいましたら、こだまのTwittergmailまでお気軽にご連絡ください。

Twitter: @kodama_reading

gmail: ut.shohyo@gmail.com